タイは親日と言っても異国の地
文化や性格が違うのは当たり前
そんなタイでタイ人を雇用したときにおこるあるある集です
※ここにあてはまらないタイ人もたくさんいます
よくあるタイ人従業員の性格
男より女の方が真面目に仕事をする
日本では男は仕事、女は家庭という文化でしたが、タイでは女が仕事をして稼いだお金を男が食いつぶすということが多々あります。
そんな性格を反映してか、タイでは女性の方が仕事を真面目にこなす傾向があります。
男のタイ人はいかに楽をするかである意味肝っ玉が据わっているというくらい見事に仕事をおざなりにすることが多いです。
売上計算は苦手なのに自分の給料計算は得意
タイ人は計算が苦手なことが多いです。
寒い国の民族は、冬に向けて計算を立てて食料の確保などをする民族性がありますが、1年中暖かいタイではそんな計算はする必要がないという民族せいかもしれません。
しかし、自らの給料計算は見事なくらい早く、そして正確です。
1バーツでも給料が少ないようだと、その給料を確保するまで仕事は後回しになります。
昼休憩後、職場がタイ料理臭い
タイ料理と言えば、独特の臭いがあって日本人にはなかなか馴染めない臭いです。
そんなタイ料理の臭いがタイ人を雇用して、昼食を職場で食べるようになるとタイ料理の臭いがオフィスに充満します。
オフィスは換気必須です。
これぞタイ!仕事でもマイペンライ
数分の遅刻・時間を守らないのはマイペンライ
日本でも沖縄時間というものが存在するようにタイではタイ時間が存在します。
プライベートでも1時間以上待たされたことがある経験がある方もいるのでは?
仕事でも、多少の遅刻はマイペンライ(気にしない)
納期が遅れるのはマイペンライ
時間を守らないというタイ人の性格がそのまま仕事の納期にも反映されます。
納期が遅れても、納期が早まることはほぼないでしょう。
話が変わるのはマイペンライ
面倒なことにかかわることを異常なほど嫌うタイ人はその場をしのげればいいというような発言をよくします。
責任感のない発言のため、自らが口にしたことを忘れる。
これがそのまま仕事に反映されるのです。
タイ人がよく使う「わかりません」
都合が悪い事があると「わかりません」
タイ人に何かしらの仕事を頼んで、報告を受け「ここは違うのでは?」と思い、質問を行ってみると「マイル―」(わかりません)と答えることがあります。
都合が悪いことは基本的に答えません
面倒な仕事に対して「マイル―」
面倒なことを異常に嫌うタイ人が面倒な仕事を行わないために使う返答が「マイル―」(わかりません)
「できない」ではなく「わかりません」と答えるところがさすがタイ人
よくあるタイ人を雇用したときの事件
初給料後、突然来なくなる
日本でも、初の給料日のあとやる気がなくなって突然会社に来なくなるということはよくあります。
しかし、タイは日本以上にこのようなことが起こる可能性が高いでしょう。
決定的な違いは、日本では数日後にひょっこり顔をだして再度働き出す可能性は低いですが、タイでは数日の休暇のあとひょっこり顔をだして何食わぬ顔で働きだす可能性があります。
1日のお金の計算があわない
これは飲食やバーなど夜のお店など・・・現金商売に多いです。
基本的にタイ人は計算に弱い傾向があるので、悪意がない可能性もあります。
また、タイはチップ文化があるため、現金商売の計算は難しくなります。
納期が間に合わないのは当たり前
納期が間に合わないというのは、タイの民族気質的に時間を守ることが苦手ということに起因します。
タイで何かを注文する際はあらかじめ納期よりも早い日付の設定が必要です。
敏腕フリーランス外科医顔負け、タイ人従業員の「致しません」
残業?致しません。
日本にはサービス残業という暗黙の日本的な文化がありますが、タイ人はこの辺りはシビアです。
時間外労働をする場合にサービスということはありません。
お金を払っても残業は致しませんという可能性が十分にあります。
出張?致しません
タイ人を雇用するときは出張がある可能性がある場合、雇用時の雇用契約書にしっかり明記しておきましょう。
そうでなければ出張は致しません。
休日出勤?致しません。
重要なイベントがあろうが、会社にとって大事な日であろうが、月末で大量に仕事あろうが・・・
ほとんどのタイ人は休日出勤は致しません。
極まれに休日出勤や残業をしてくれる優しいタイ人がいますが、そんなタイ人を見つけたら大事にしましょう。
契約にない仕事は致しません
結局は、雇用時に交わした雇用契約書にない仕事は致しません!ということです。
契約書に項目は暗黙の了解で行うといいう日本的な労使間の決まりごとという感覚はタイでは通用しないと思ってください。
例えば、事務で雇ったタイ人は基本的に営業行為は致しません。
まとめ
この記事で書いたことは、過去に管理人が雇った数人のタイ人たちから学んだことや、タイで現在もタイ人を雇用している経営者から聞いた内容であり、すべてのタイ人がこうだということはありません。
これからタイでビジネスを行い、タイ人を雇用する予定の方は雇用契約書は細部まで決まり事を書くようにしてください。